世界自動車統計年刊 2026 発刊
2025年の世界自動⾞市場は前年比3.9%増の9,365万台となりました。コロナ禍で低迷した2020~2022年の8,000万台前後から回復し、コロナ禍前の2019年実績(9,207万台)を上回りました。特に中国やアジア、アフリカ、中東などの新興国市場の伸びが全体をけん引しています。
FOURINが長期トレンドを基に世界需要を予測したところ、2029年には9,754万台となり、2017年の過去最高実績(9,621万台)を更新し、2032年には初めて1億台を超える見通しです。ただし、2025年の米国トランプ政権による追加関税賦課の影響や、2026年2月末からの中東における軍事衝突に伴う混乱などにより、市場の成長が大きく抑制される可能性が⾼まっており、先行きは不透明な状況にもあります。
一方、世界市場では中国系ブランドの躍進が目立っています。中国系ブランドの世界販売台数は、2025年に前年比15.6%増の2,309万台となりました。中国国内での販売を除くと、同27.5%増の403万台となり、海外市場での勢いが一段と増しています。中国系ブランドの市場シェアは、世界全体で同2.5ポイント増の24.7%に高まっており、特に新興国市場で大きく伸長しています。
当調査報告書『世界⾃動⾞統計年刊 2026』は、世界94ヵ国・地域を対象に、⽣産・販売を中⼼に⾃動⾞関連の統計を集計、2025年の世界の⾃動⾞産業を解説し、2026年以降の市場見通し・予測を最新の情報を基に展望しています。













