2026.08.05 注目レポート 中国月報

天賜材料(TINCI)、電解液の生産能力を拡大、総合電池材料メーカーを目指し正極材分野にも進出

天賜材料(TINCI)は、駆動用・蓄電用電池の需要拡大を受け、電解液とリチウム塩の増産を進める。2025年の電解液販売量は前年比44.0%増の72万t超となり、2026年1月に江門の年産20万t工場が稼働、九江でも年内に年産50万tの能力整備を計画する。高性能リチウム塩LiFSIの能力を2027年に年9万tへ引き上げるほか、年産16万tのLFP材料工場も計画し、正極材へ事業領域を広げる。CORNEX、CALB、Gotionなどとの長期供給協定でCATL以外の顧客基盤も拡充する。米国やモロッコでは現地生産体制の構築を進め、製品領域と供給先の多様化を通じて、総合電池材料メーカーへの転換を図る。

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